金剛禅について








金剛禅総本山少林寺

  金剛禅とは、拳禅一如の修行によって金剛の肉体と不屈の精神を養成し、まず、よりどころとできる自己を確立し、そして他のために役立つ人間になろうという、身心一如、自他共楽の境地をめざす道のことで、その手段としての主行が少林寺拳法です。
「金剛禅」の「金剛」とは、仏法の守護神「金剛神」から来ています。ダイヤモンドを金剛石というように、「金剛」には「きわめて堅固で、どんなものにも壊されない」という意味があります。「金剛禅」という名称には、この“金剛神”のように強健な肉体と精神に支えられた、正義の裏づけとしての力を備えようという願いが込められています。




”可能性の種子”

金剛禅総本山少林寺は、少林寺拳法による身心一如の修行を基に「自己確立」「自他共楽」の道を究め、日々の暮らしに生かすという独自の宗風を持つ教団で す。金剛禅は、人間が宇宙の大いなる働きを宿す ”可能性の種子” であることを信じ、その可能性を開化させながら、お互いに尊重し合い、手を取り合って 平和で豊かな社会を実現していこうと説いています。




鎮魂行

「鎮魂行」は、少林寺拳法の修練とともに必ず行うことになっている大切な修行の1つです。「教典」にある教えを唱えて、人としてのあり方や修行の心構えを 自分自身に説き聞かせ、そして調息(坐禅)を行い身心を整えます。このことによって、”自己の魂を鎮める”すなわち、心を修め整える修行法が「鎮魂行」な のです。

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