少林寺拳法について
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少林寺拳法とは 少林寺拳法は、宗 道臣（開祖）によって１９４７年に日本で創始されました。 開祖は敗戦による混乱から道義も秩序も無く荒廃した祖国日本の姿に危機感を抱き、「人、人、人、すべては人の質にある。すべてのことが人によって行われる とするなら、真の平和の達成は、慈悲心と勇気と正義感の強い人間を一人でも多く育てる以外にない」との確信を持ちました。そして、中国で習得した拳技をも とに自らの独自の工夫を加えて整理・再編して少林寺拳法を編み出し、「人づくりによる国づくり」を目指す手段としてこれを主行とする自己完成の道を説き始 めました。 「身心一如」の修行法 少林寺拳法は、「護身錬鍛」「精神修養」「健康増進」の三徳を備えた「身心一如」の修行法です。 少林寺拳法は勝ち負けを争う試合というものはなく、試合に勝つことや相手を倒すことには価値を見出していません。 「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」を理念として、護身の技術を身につけながら自信と勇気と行動力、慈悲心と正義感に基づく”本当の強さ”を備えた人を育てることを目標 にしています。 「守主攻従」「不殺活人」 護身のための技術 少林寺拳法は、剛法、柔法、整法の三法二十五系から成り立っていて、突き・蹴り主体の「剛法」、抜き・逆・固めなどが主体の「柔法」ともに、守りと反撃か ら構成された護身の技術です。体の大きさや力の強さだけに頼らず、合理的に相手を制する事ができ、老若男女問わず誰でも身に付けることができます。
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